職業野球を追いかけて

引退したプロ野球選手を紹介するブログです。主に戦前・戦後直後から現在のプロ野球まで幅広く扱います。

多彩な変化球を投げ分けるサウスポー-岸敬祐

岸 敬祐 きし・けいすけ
1987年生まれ 兵庫県出身
身長:178cm 体重:74kg
左投げ左打ち 関西学院高校-関西学院大学-大阪ゴールドビリケーンズ-愛媛マンダリンパイレーツ-巨人(2011~2013)-千葉ロッテ(2014)

※一軍登板なし

09年に在籍した大阪ゴールドビリケーンズではMVP、最優秀防御率最多奪三振のタイトルを獲得。
翌年は愛媛マンダリンパイレーツへと移籍。
2010年のドラフトで育成2位で巨人へと入団した。

一年目のファームの成績は20試合に登板し、1勝0敗 16回を投げて2.25。
二年目には先発へと転向し、23試合で8勝5敗 91回2/3を投げて2.36という成績でファームの最優秀防御率のタイトルを獲得した。
また、この年の途中に育成から支配下へと昇格。
ファームでの活躍が実を結んだ。

速球の速さはそれほどでもなく、130km後半くらいの印象だが、シュート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、スクリューなど様々な変化球を投げ分けて抑える投手。
だが、三振がとれないという訳でも無く、12年は91回2/3を投げて54個の三振をとっていた。

ここまでは順調に来ていたのだが、13年は故障に苦しみ、一軍・二軍共に登板ゼロ。
オフに戦力外となってしまった。
いくらなんでも怪我をしたシーズンのオフに、いきなり自由契約にすることは無いのではないかと思ったが、これも育成出身のためだろうか。
それにしても、もう一年くらい見てくれてもよかったのではないかと思う。

捨てる神あれば、拾う神あり、ということでオフに千葉ロッテが岸を獲得。
だが、ファームで20試合 39回投げて 5.31 被安打46 与四球18という微妙な成績に。
オフにまたしても自由契約となってしまった。

返す返すも支配下登録された翌年の13年に負った怪我が痛い。
あの怪我さえなければ、貴重な左腕だけにまだまだやれたのではないか。


※参考文献 巨人・岸敬祐「左のスペシャリストへ」