職業野球を追いかけて

引退したプロ野球選手を紹介するブログです。主に戦前・戦後直後から現在のプロ野球まで幅広く扱います。

一球で敗戦投手-片山博

片山 博 かたやま・ひろし
1923年生まれ
身長:5尺4寸(約164cm) 体重:17貫(約64kg)
左投げ左打ち 若松中学-門司鉄道局-急映(1948~1949)-大洋(1950~1951)-松竹(1952)-広島(1953~1955)
片山博

門司鉄道局から急映に入団した選手で、2年目の49年に頭角を現した。
その年のオフに、大洋に移籍。
どうもこの移籍には一悶着あったようで、最初東急は阪急にトレードする予定だったようだが、片山が大洋への移籍を強く希望したらしい。

大洋初年度の50年には14勝をあげる大活躍。高野の25勝には及ばないものの先発として充分な成績を残した。
翌年不振に陥ると今度は松竹へ。
さらに53年には広島へと移籍した。

移籍2年目の54年には6月12日の対国鉄戦で一球敗戦を記録。
3-3で迎えた9回裏に松山昇のあとを受け、登板したが初球を安居に左中間スタンドへと運ばれて敗戦投手に。
対戦相手の国鉄・北畑はわずか2球で勝利を上げたのとは対照的な結果となった。 

どうやら変則的な投球フォームだったようで、速球はあまり早くなかったがシュートとカーブを武器とした。


※参考文献 読売新聞 『ベースボールマガジン』