職業野球を追いかけて

引退したプロ野球選手を紹介するブログです。主に戦前・戦後直後から現在のプロ野球まで幅広く扱います。

高校時代に完全試合、松谷栄司

松谷 栄司 まつたに・えいじ
1944年生まれ
身長:179cm 体重:78kg
左投げ左打ち 北海高校-東映(1963~1967)
松谷栄司

北海高校時代の1962年に、夏の甲子園南北海道大会二回戦で室蘭栄高校相手に完全試合を達成。
三振15を奪う快投だった。
その後甲子園に出場するが、左脚を骨折。

その年の秋には西鉄、阪急、東映で争奪戦が起きたが、松谷は東映入りを希望し、そのまま入団する運びとなった。
元々は三球団以外にも獲得競争に参加する球団があったようだが、骨折により注目度が下がったようだ。

入団後2年間は登板が無かったが、1965年に2登板。
10月24日には西鉄を相手に9回2失点完投で初勝利を上げる。

翌65年の春キャンプでも水原監督から期待されていた。
ところが、何があったのか65年の登板は1試合のみ。
66年、67年に登板ゼロになるとオフに退団してしまった。 
当時、あまり左腕がいなかった東映にとって松谷は貴重な戦力だったと思うのだが、どうしてしまったのだろうか。

どういったタイプの選手かはわからないが、シュート、スライダー、カーブを投げていたようだ。 
66年のオープン戦では外角へシュート、内角に直球とスライダーを投げ分けていたようなので、横の揺さぶりが武器の投手だったのかもしれない。 


※参考文献 読売新聞